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最近の仕事

またまたダイブ更新が空いてしまいました。今日は最近の仕事について書いてみます

私、通常は建築家氏がお施主さんから受注した仕事の構造設計を請け負う、ということが主流です。
しかし、最近、ひょんなことから立て続けに同業の構造設計氏から仕事を受けることをしました。

まあ、分かりやすく言えば「下請け」と言うことです。「設計協力」とも言います。

2社からお受けしたのですが、どちらも一流企業さん。
都内一等地のビルで、受付が豪華、ひろ~い会社さんです
「この受付だけで月いくら?ウチの何ヶ月分?」って思ってしまいました

1社さんからは体育館でした
もう1社さんからは海外、某リゾートの表玄関となる国際空港の鉄骨屋根の詳細設計でした
残念ながらこの空港は元請けさんが失注したためunbuiltとなってしまいましたが。。
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ところでこの2社さんとも、仕事を発注してくれたのは僕の友人。
つまり友人が「山田さん仕事やる~?」とばかりに頼んでくれたのです。

飲み会で良く顔を合わせる仲だったのですが、飲み仲間に仕事発注!
そんなことってあるんだな~と思ってしまいました
まあ飲んでばかりいるわけではないですが。
何はともあれ、それに報いねば、とばかり一生懸命、設計しました
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今日はなんかつらつら、脈絡もなく書いてしまいました。
写真がないと投稿として寂しいので最近お気にいりのカピバラの写真を貼っておきます

カピバラはげっ歯類:平たく言えばでっかいねずみ。
性格が非常に温厚、おとなしいため、鳥なんかが背中に乗っても怒ったりせずそのままにしておくそうです。

器のでっかい人が、周りで騒ぐ子供にいちいち小言言うわけでなく好きにさせている、というようなものです。
それによりさらに子供(小鳥)があつまってくるのでしょうか


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レンガ

先日、信濃町に行きました
DSC_0063.jpg

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デュアル

今日はデスクまわりをちょっとだけ公開します

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2015新年のご挨拶

今日は新年のご挨拶です

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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

階段

もうすぐ9月。大学の授業がはじまります。今回もこれに関連した投稿を。

「階段の設計」という資料を作っています。
私が知っている中でベスト!と言える階段は次の2つ。

ひとつはコチラ。デザイン:James Carpenterジェームスカーペンター、構造Tim Macfurlaneティムマクファーレーン氏の Tension Net Stairs
とある邸宅のための階段です。







床はガラス、ラセン階段の心棒は切れそうに細いワイヤーによる雲のようなテンションネットの柱となっています。
床の先端は天井へ向かって吊り上げられています。
まさにjewel-like:宝石のよう!

ジェームスカーペンター氏は別名ガラスの魔術師と呼ばれる、ガラスデザイナーです
オフィシャルサイトはコチラ
変わってマクファーレーン氏はガラス建築の構造設計が得意。東京フォーラムのガラスキャノピーの設計にも協力しています。Dewhurst MacFarlane  という会社名でしたがサイトはない模様。解散したのかも。


もうひとつはコチラ:Eva Jiricna エヴァジリクナ Knightsbridge Apartment ナイツブリッジアパート



コチラも床はガラス。心棒はパイプをカットしてリボンのようにしたものです。



↑最後の”リボン”の終わり方がチョー見事!

Eva Jiricna はコチラのジョセフショップがむしろ有名ですね(1989)
83.jpg
一時期はハイテク階段デザイナーの代名詞でした




階段はどちらかというと「非常階段」のように、プランの隅っこに追いやられて邪魔者扱いですが、階段が最もドラマティックな使われ方をしているものと言えば。。














シンデレラでしょう(^^)

12:00を超える前にカボチャの馬車へ乗り込むため階段を駆け下りる。。。その時にガラスの靴が。。。あ~ん(泣)

主役の度合いが非常階段とはエライ違いです(^^;) 不可欠な舞台装置。


ところでこのシンデレラ...cinderellaを日本語訳すると「灰かぶり姫」となります(><)
ロマンティックのカケラもない名前!

イジワルなお姉さまがたにイジメられて、お部屋の掃除に明け暮れていたらアタシ。。灰まみれ、ほこりまみれになっちゃった! ということです。

cinderellaのcinder(シンダー)は灰、ゴミ、ガラなどを表し、ellaはフランス語でいうところのelle。= she(彼女)に当たります。女の子、ってワケです。よって灰かぶり姫だということです。



シンダーといえば建築関係者ならアレを思いだすでしょう。そう。シンダーコンクリートです。
かつてはシンダーコンは炭がら=cinderを骨材とした軽量コンであったためそう呼ばれました。
しかし近年は単に普通コンであっても押さえコンのことをシンダーコンということが多くなりました。


eb3561bc-s.jpg

今度図面に「シンダーコン」と書くときはシンデレラのことも思い出してみて下さい♪

テーマ : 建築デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

山田誠一郎

Author:山田誠一郎
㈱dos 代表取締役 

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